朝の一杯や仕事中の息抜きに癒しを感じたり、一人で静かに読書をするときには深い安らぎをあたえてくれる…毎日の暮らしのなかで、コーヒーが好きな方なら誰でも、そのいっぱいのひとときを大切にしたいと思っているのではないでしょうか。そんなコーヒーのある心地よい情景にふさわしい、コーヒーが大好きな陶芸家の木村英昭さんと当店木工工房のコラボ商品「天然木と備前焼のドリッパーセット」を発売することになりました。ドリッパー、コーヒーカップ、ドリッパー受け皿は備前焼、スタンドはウォールナット材を使用しています。落ち着いた色合いと佇まいで、お湯を注ぐとプクッと膨らむ豆の様子や、ふんわり広がる香りとともに、五感で一杯の香ばしいコーヒーを愉しめるドリッパーセットです。温度も量もちょうど良い一杯のコーヒーを目指して、余分に抽出してしまうサーバーではなく、コーヒーカップに直接コーヒーを抽出するように考えました。備前焼のカップに直接抽出することで、いれたてのコーヒーの味をそのまま愉しめます。僅かに大きめにカップを作っており、淹れる量をお好みで調節できます。備前焼には微細な気孔がたくさんあり、若干な通気性が生じて、コーヒーを香り高くまろやかでこくのある味に変化します。そして備前焼は内部が緻密な組織のため、比熱が大きくなり、保温力が高くコーヒーの香りを逃がさず、長く感じることができます。手に取ったときに感じる備前焼特有のザラザラとした質感、ほどよい重み…味覚とともに、よりリラックスして味わい深い一杯のコーヒーを満喫できると思います。【“美味しい”の秘密はドリッパーにも】一般的には、ドリッパーの内側に「リブ」と呼ばれる溝があります。 このリブにより、紙フィルターとドリッパーの間に通気性をもたせて、コーヒーの粉がしっかりと膨らませたり、お湯を注いだときに発生するガスを外に逃がし、雑味を軽減したりという役目があるといわれています。備前焼は焼成中に自然にできる、微細な気孔と凹凸があります。この気孔と凹凸は、紙フィルターとの間に空気層を作る役割を果たしてくれるため、あえてリブを作らないことにしました。轆轤（ろくろ）で挽いた美しい模様と備前焼素材ならではの特徴が自然なリブとなり、誰でも簡単に美味しいコーヒーを抽出できます。【便利なドリッパーの受け皿】ありそうでないこのアイテムは、写真と名前の通り、ドリッパーの受け皿です。カップいっぱいにコーヒーを抽出できたら、ドリッパーを外さないといけないですが、ぽたぽた落ちてきてしまいますよね。そこで落ちてくるコーヒーをこぼさずにドリッパーをサッと置ける便利な受け皿です。シンクの近くにいなくても、安心してドリッパーを置いておくことができるのはもちろん、 ドリッパーをそのままシンクに置くと、つい洗い物が始まってしまいそうで「出来立てのコーヒーを心地よく楽しみたい。洗い物は後でまとめてできるという心の余裕を大事にしたい」との思いで、ドリッパーの受け皿を作りました。受け皿はミルクとガムシロップを3～4個入れるのにちょうど良い大きさです。「コーヒーを最後の一滴までカップに落としきりたい」方は受け皿ではなく、ミルクとガムシロップ入れとしてお使いいただけます。【木目が美しい天然木スタンド】ウォールナットの無垢材をふんだんに使用した、木目とデザインが美しいドリップスタンドも贅沢にコーヒータイムを楽しめるポイントです。チーク、マカボニーと共に世界三大銘木のひとつに数えられるウォールナット。紫色を帯びた深い暗褐色の美しい木目は世界的に評価が高く、高級材の代名詞となっています。 その美しさや品質の良さから、古くから家具やライフルの銃床、楽器など様々な用途で用いられてきました。使う度にウォールナットが持つ美しい木目と深みがある落ち着いた質感と備前焼が相まって、心安らぐ雰囲気を作り出します。ドリップスタンドのデザインとサイズはドリッパーとコーヒーカップに調和するように、岡山県にある当店の自社木工工房の職人がひとつひとつ丁寧に手作業で制作しています。【天然素材へのこだわり】ドリップスタンドの表面仕上げは天然素材にこだわり、100％天然植物オイルを使用しています。食器や玩具の仕上げにも使われる安心な天然オイルですので、小さな子どもやペットいる環境でも安心してご使用いただけます。天然オイルは木材にしっかり浸透するため、表面に厚い塗膜のようなものを作らず、使い込んでいくうちに手触りも色も深みが増していき、その変化を楽しむのもおすすめです。【1～3杯分の市販サーバーも使える】ドリップスタンドに1～3杯分用の高さ10cm以